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By TPS People

私たちの成功事例ー 稼働中プラットフォームのソースコードから要件を復元

TPSは、AIを活用したリバースエンジニアリングにより、稼働中の3つのシステムのソースコードから実際の業務要件を復元しました。復元した要件は、38の業務フロー、202のステージ、そしてコード上の根拠に紐づく657の作業ステップとして整理されています。

要件復元 AI活用リバースエンジニアリング アプリケーションモダナイゼーション 公共分野プラットフォーム 日本
3 分析した本番システム
38 復元した業務フロー
657 コードに紐づく作業ステップ
版管理 ナレッジベースを段階的に更新

お客様について

お客様は、TPSの関連事例でご紹介しているふるさと納税プラットフォームを運営しています。このプラットフォームは3つの本番システムで構成され、5年以上にわたって継続的な開発と運用上の変更が重ねられてきました。

TPSの専任エンジニアリングチームは、当初の寄附ポータルからより広いエコシステムへと拡大していく過程を通じて、このプラットフォームを支援してきました。

業界 ふるさと納税
市場 日本
プラットフォーム 3つの本番システム
プロジェクト種別 要件復元・モダナイゼーション

課題

長年にわたる継続的な開発の結果、プラットフォームの仕様書は実際の動作を十分に反映しなくなっていました。重要な業務知識は、ソースコードと個々のメンバーの経験の中にしか存在しない状態でした。

古くなった仕様書

プラットフォームは継続的に進化してきた一方で、技術・業務ドキュメントは本番環境の変更に追いついていませんでした。

文書化されていない業務ルール

重要な運用上の動作が、参照しやすいナレッジベースではなく、ソースコードや個々のエンジニアの知識の中に埋もれていました。

不明確なモダナイゼーションの範囲

モダナイゼーションの判断を行う前に、各本番システムが実際に何をしているのかを明確にする必要がありました。

繰り返される知識の再調査

エンジニアのオンボーディングや連携先の置き換えのたびに、既存のルールやシステムの動作を調べ直す必要がありました。

ソリューション

TPSは、AIを活用したリバースエンジニアリング手法により、3つの本番システムからプラットフォームのAS-IS要件を復元しました。復元した知識は業務プロセスを軸に整理し、各作業ステップをコード上の根拠に紐づけています。

01

ソースの分析

TPSのAI活用リバースエンジニアリング手法を用いて、ソースコード、データベース構造、アプリケーション画面を分析します。

02

業務ルールの復元

復元した動作を、エンドツーエンドの業務フロー、名前付きのプロセスステージ、詳細な作業ステップとして整理します。

03

すべてのステップを根拠に紐づけ

各作業ステップにコード上の調査結果を紐づけ、エンジニアが文書化されたプロセスから実装までたどれるようにします。

04

生きたナレッジベースとして維持

ドキュメントを一度きりの成果物とせず、本番プラットフォームの変化に合わせて、復元した要件を版管理しながら段階的に更新します。

ソースコードから、追跡可能なAS-ISナレッジベースへ

体系的な復元プロセスにより、既存の実装内容と、文書化された業務上の動作およびその根拠を結びつけます。

既存の本番システム ソースコード
データベース構造
アプリケーション画面
AI活用リバースエンジニアリング 実装の分析
業務ルールの復元
システム動作の整理
AS-ISナレッジベース
業務フロー 38
プロセスステージ 202
作業ステップ 657
コードに紐づく根拠

ソースコード、データベース構造、画面を分析して業務上の動作を復元します。作成したドキュメントでは、各作業ステップが実装上の根拠に紐づけられています。

業務フローから、該当するルールまで

復元した要件を、業務上の動作からそれを裏付けるコード上の根拠までたどる例です。

フロー
寄附の記録から、寄附者の税控除に必要な証明書の発行まで
ステージ
証明書発行の可否を判定する
ステップ
入金日が記録されていない寄附については証明書を発行しない
根拠
ソースコード上の該当ルールとその箇所

業務プロセスと実装上の根拠を結びつけるためのドキュメント構造の例です。

成果

本プロジェクトにより、3つの本番システムにわたるプラットフォームの既存動作を、根拠に紐づいた形で体系的に把握できるようになりました。

3システムにわたる要件の復元

38の業務フロー、202のプロセスステージ、657の作業ステップを復元し、1つのナレッジベースに整理しました。

追跡可能な業務ルール

各フローには開始条件、結果、ステージごとのチェックポイントを記載し、作業ステップはそれを裏付けるコード上の根拠に紐づけています。

幅広い業務範囲をカバー

事業者登録、返礼品カタログ、申込、決済、配送、精算、税関連書類、アクセス制御、リリース、障害対応までを文書化しています。

継続的に維持されるナレッジ

復元した要件は、本番プラットフォームの変更に合わせて版管理による更新を続けています。

システム別の復元要件

寄附ポータル、企業向け寄附プラットフォーム、ギフト券システムの3システムをカバーしています。

寄附ポータル

業務フロー 18
ステージ 129
作業ステップ 485

企業向け寄附プラットフォーム

業務フロー 11
ステージ 44
作業ステップ 127

ギフト券システム

業務フロー 9
ステージ 29
作業ステップ 45
38 業務フロー
202 プロセスステージ
657 作業ステップ

3つのシステムすべてを、根拠に紐づいた版管理されたナレッジベース1つでカバーしています。

お客様にとっての意味

効果的なモダナイゼーションは、今あるシステムを理解することから始まります。 ソースコードから業務要件を直接復元することで、根拠に基づいたAS-ISの全体像が得られます。この知識は、今後のモダナイゼーションの判断、エンジニアのオンボーディング、連携先の変更を支えるとともに、お客様の手元に残る成果物となります。

アプリケーションモダナイゼーション AI活用リバースエンジニアリング

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